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空と星と私達

本格的移転開始 1/30 小ネタ(VOCALOID・extra)

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VOCALOIDと思い出話 (5/6)

「一緒のベッドで眠りたいなんて、本当にそれだけでよかったの?」

寄り添うように同じ布団にくるまって、私達はお互いに見つめ合っていた。メイコはあの時、「マスターと一緒に眠りたい」と言ってきただけだった。もっといろんなことを言ってくれてもよかったのに…。
しかし、メイコはただ嬉しそうに頷いて、ふんわりと微笑んでくれる。

「はい、今まではずっとカプセルの中で一人で眠っていましたから。近くにカイト君はいたんですけど、なんとなく無機的なあの部屋では実感はなかったですね。
だから、こうしてマスターの温もりを感じることが嬉しいんです」

可愛い。ぎゅうっと胸を締め付けられて、私はメイコの手を包み込むように握ると、そっとお互いの胸に添えるように手のひらをあてがう。
メイコの胸の鼓動が心地よく感じることができて、私はゆっくりと微笑んだ。

「大丈夫よ。こうしてお互いに胸の鼓動を感じることができるでしょう?
メイコはもう一人じゃない。私も一人じゃない。私達はちゃんとこうして触れ合うことができる。だから、大丈夫」

私の言葉にメイコは安心してくれたのか、表情が緩やかになっていく。そのまま、私はメイコを胸の前まで抱き寄せると、そっとメイコの額に優しく口づけをする。
メイコの頬がほんのりと染まっていた。

「メイコのこと、大好きよ。だから、メイコから絶対に離れないから」

メイコは上目遣いで私を見上げてくる。その可愛らしい仕草が私の胸をさらに高鳴らせていた。

「わたしもマスターのこと大好きです!
嫌でもマスターにずっとついていきますから覚悟してくださいね!」

そう言ってメイコはお返しにと私の額に口づけをしてきた。お互い、炎が出そうなくらい顔を紅く染めて見つめ合い、そして笑い合う。
やがて私達に眠気が襲ってきて、私達は手を取り合ったまま眠りについていく。額に残された熱い感触は意識が途絶えるまで消えることはなかった。
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